20代で人生の年収は9割決まる

20代で人生の年収は9割決まる
著者:土井英司
発行:大和書房

20代のすごし方は、世の中で光っている人は、35歳迄に手かがりを得ているというのだ。ですから20代の内に仕込んで置くべきだというのだ。
企業などで働き出してから30歳迄は、働いている企業で自分のやりたいことと、自分が望んでいる活動のスタイルを見極め、そのために自分自身を研鑽する時期だというのだ。この期間がビジネスマンとしての将来を左右する大切な仕入れの時期だというのだ。
この期間で人生全般の運用の資本ができる仕込みになり、30歳迄に組織や経営などオールマイティーな状態に仕上げる手がかりを得るのだというのだ。
ですから30歳迄は実績よりも内容が重要となるというのだ。
そこで重要なポイントとなるのが年令ごとのマップが必要となってくるのだ。

企業に就職してから25歳迄3年間は、遮二無二働く時期で、その後の28歳迄の3年間は、自分自身のナンバーワンを作る期間だというのだ。
その後30歳迄の2年間で社外の世界を見て、組織でも経営者でも活躍できる素養を見つけ、30歳迄に仕入れを終わらせるというのだ。
中小企業では自主性というものが求められるので自発的な活動が苦手な人は、大企業で活動するのが良いというのだ。
自分を活かしたい人は、マネジメントができること、我慢強いこと、責任感が強いこと、清濁併せ呑めること、数字に強いことだというのだ。
才能がある人や起業したい人は、大企業ではなく、中小企業で活躍すべきだというのだ。
能力以上に収入が見込めるのが先端企業ですが、IT企業や金融業、コンサルティング業などがありますが、20代では就労すべきではないというのだ。
すすめられる業種は斜陽産業だというのだ。潰れそうな企業で業界ナンバーワンの企業がベストだというのだ。