30日で人生を変える「続ける」習慣

30日で人生を変える「続ける」習慣
著者:古川武士
発行:日本実業出版社

継続力をつけたいなら習慣化しなさいというのです。
続けたいと思っているものの中には早起きや資格取得のための勉強、英会話、片づけ、貯金、ダイエット、禁煙など誰もが何かを続けたいと願っているのですが、継続出来る人は一握りの人なのです。この差は「習慣化」する力があるかどうかだというのです。
習慣化とは、自分が続けたいと思っていることを、意思や根性に依存せずに、毎日の歯磨きをしているように続ける状態にすることだというのです。
人間は認識するしない関わらずいくつもの習慣を身につけてしまっているのです。
一般的に言われている行動心理学などでも行動の95%は無意識によるものと言われています。行動の殆どは無意識に行われているのです。
人間が100%意識して行動することには困難なのです。
例えば英語の勉強を行いながら、数学の勉強が同時には出来ないのですが、自転車に乗りながら考えごとをしたり、食事をしながらテレビを見ることができるのです。
これらのことは、一々意識しなくても行動できるからなのです。習慣というのは繰り返えす行動を無意識化したものなのです。
著者は習慣というのは脳に形成されたプログラムだというのです。脳は一定期間繰り返し行なわれたことは、無意識のうちに繰り返すことができるようになるというのです。
重要なことは脳には、よいことや悪いことの区別はないというのです。よい行動を続け、習慣化していくことができれば、人生は変わるというのです。
習慣化というのは無意識に行動する素晴らしいプログラムだというのです。最小の努力で願っている結果が実現出来る「魔法の杖」だというのです。
悪い習慣に支配されるのではなく、上手に使いこなすことに人生を豊かに出来るというのです。