組織の起動スイッチ!

「組織の起動スイッチ!」
丸山琢真/著
かんき出版
1,575円

企業は、人の集合体であり集団としての暗黙の規範と言うものがあります。雰囲気の良い企業は、社員同士のコミュニケーションが良く取れていて、メンバーがビジネスに対して積極的なのですが、そうではない企業も在るのです。業績は良いのに会社内が活力が見られないのです。最近仲間が辞めてゆく。経営者や上司の悪口や不満がよくでる。といった悪い雰囲気に対して経営陣が認識していない所に問題があるのです。この本では、良くない低迷した雰囲気を打破して企業を改革してゆくスタイルを、ストーリー仕立てで、興味深く描いているのです。この物語を経営者の一人になったつもりで読み進むうちに企業を改革させていくシステムを学ぶことができるのです。そのシステムとは、企業理念を作り直し全員で共有し様々な人事制度と融合させていき組織を変革させていく経営戦略なのです。著者の丸山氏は、人事戦略コンサルティングで、コンサルスタイルは劇的に組織が変化し活性化させると言う、夢のような企業経営者なら涎がでるようなスキルだというのです。なんでも丸山氏は、企業理念が全員に浸透しないのは、社長が自らの魂と情熱を注ぐべき言葉で表現していな
いためだというのです。だから社員が言葉では分かっていても理解していないと言うのです。社員は経営理念が理解出来て始めて理念に叶った行動が出来るようになると言うのです。著者の丸山氏は多くの企業で重要視されていない経営理念を「ミッション」「ビジョン」「バリュー」の3つに分けて、わかりやすく体系化しているのです。ミッションとは企業に対する会社の存在意義の宣言だというのです。ビジョンとは企業が決めたミッションを全うする為の具体的な目標だというのです。バリューとはミッションとビジョンを達成する為に全員が行動する際に意識すべき心構えだというのです。「ミッション」「ビジョン」「バリュー」を企業内に定着させて組織の改革をする為に、5つのフェーズを設けています。第1フェーズは変革の準備期間で第2フェーズは変革の黎明期で第3フェーズは変革の始動期で第4フェーズは変革の加速期で第5フェーズは変革の安定期だというのです。これだけのことを実行するのに24ヶ月掛かると言うのです。