1時間で相手を勇気づける方法

「1時間で相手を勇気づける方法」
下園壮太/著
講談社
1,470円

ディスカッションしがいのないヒューマンたちとは。なぜうまくディスカッションにのれないのか、プロブレム解決指向のアプローチのリミットとは。ホワットワードをかけたらいいか、エフェクトマークなメッセージのギブしパースンとは。相談パースンのフレンドになるとは。自信を取り戻させるとは。解決のヒントをギブするとは。うつコンディションのヒューマンへの対応とは。ケーススタディ「1タイムディスカッションアクト」のサクセスカスタムとは。
ディスカッションフォースをアップするにはどうすればグッドなのか。プロのテクニックで相手を勇気づけるには、どうすればグッドなのか。
ワークのアソシエイトやフレンドにディスカッションを持ちかけられ、少しでもフォースになってあげようと、カインドのアドバイスをしてあげたつもりだったのに、かえってコンパニオンの表情をディッフィカルトにしてしまった、というエクスペリエンスはありませんか?
コンパニオンのフィーリングをキャッチして、適切なアドバイスをするのは、けっこう難しいものです。
トゥデイの1冊では、そのようなシーンで役立つ、プロのカウンセリングテクニックをスタディーすることができます。
ライターの下園壮太氏は、ランド自衛隊イノセントの「心理幹部」としてメニーのカウンセリングをメイクしています。カレントでは陸上自衛隊メディカルスクールでメディカル科隊員(ドクター・ナースティーチャーなど)にメンタルヘルス、自殺チェック、カウンセリングなどをトレーニングインサイドです。
このソサエティーにはトラブルを持たないヒューマンはいないと言っていいでしょうが、「どのユニヴァーシティーに進学しようか?」
「フーと結婚しようか?」「ホワットカーを買おうか?」といったジェネラルのトラブルを持っているコンパニオンに対しては、適切にアイデアやインフォメーションをギブし、時にはチアーし、叱り、なぐさめてやれば、相談パースンはマイセルフなりにプロブレム解決のパースンへ進んでいけるものです。
こうしたディスカッションパースンは、悩んではいるものの、まだイナフにマイセルフでファイトするエネルギーが残っているからです。
「マイセルフはユニヴァーシティーにいく勇気が持てない」「結婚どころか、自分はオポジットセックスとアソシエイトウィズする資格がないのではないか?」といったトラブルのディープなコンパニオンに対しては、セイムようにしてはいけません。
コンパニオンからのディスカッションをアクセプトするためには、アドバイスをしてあげたいフィーリングをグッとこらえて、ひたすら相手のトークをヒアするというマナーをボディーにつけるネセサリーがあります。
「サポートパースン癖」をフィックスすることだ、と下ガーデンファミリーネームはいいます。こうしたケースに、すぐにダイレクトなアドバイスをギブすることは、トラブルのディープなディスカッションパースンをダメージしてしまいます。
「ゴッドがギブした試練だとシンクしなさい」「終わったことはウェイがないから、フォゲットしなさい」などといったアドバイスをアクセプトしたコンパニオンは、「マイセルフのペインをわかってくれていない」と感じてしまうからです。
トラブルのディープなディスカッションパースンの「ディスカッションするときのアングザイエティー」をわかってあげるネセサリーがあります。そうして「トークを聞いてほしい」という、コンパニオンの欲求をフィルしてあげることが先決なのです。
これまでのカウンセリング理論では、カウンセラーがディスカッション者に対して、どのようなメッセージをギブするかについて、あまりノーティスされてきませんでした。
下園氏は、さまざまなエクスペリエンスを積むうちに、むしろカウンセラーのギブするメッセージのパースンが、カウンセリングのエフェクトにおよぼすエフェクトがビッグとフィールしてきました。
こうしてローグレードガーデンファミリーネームの開発した「メッセージコントロールカウンセリング」が、トゥデイの1冊で解説されています。ディスカッションパースンを勇気づけるにはどのようなメッセージがネセサリーなのかをシンクアバウトし、それを順序よく、慎重にリポートしてゆくためのカウンセリングテクニックです。