「売る」コピー39の型

「『売る』コピー39の型」
有田憲史/著
翔泳社
1,554円

初心者もできる売れるコピーを書く、コピーネタの本です。インターネットでショップを運営しているので、もっと集客したい。売れるコピーをどう書けばいいか分からない。そんなあなたに、役に立つ本で、プロのコピーライターの有田憲史氏が開発した、売れるコピーの39のバターンが紹介されています。本の内容は、「売る」コピーの型を使いこなすとは。「売る」コピー39(+1)の型とアイデアとは。コピーライティングに使えるアイデアのタネとは、などとなっています。コピーにセンスが必要ないというわけではありませんが、初心者はコピーを見て何度も書いていくうちに売れるコピーを書けるようになっていきますから、自信がなくても心配はいりません。大切なのは商品をよく理解することです。売れるコピーは、5割の商品知識と3割の常識と2割のセンスだというのです。売れるコピーには、「型」があるというのです。売りたい商品をよく理解した上で、コピーのバターンをベースに、表現のアプローチを発想していくと、売れるコピーが作れるようになるというのです。
・売れる!コピーの型 その1
不快、不満など「不」の状況に焦点を当てる
<お手本コピー>車内で眠るだけじゃ 肌荒れは治らない(タケダ)
・売れる!コピーの型 その2
それはいつか? 具体的な数字で約束する
<お手本コピー>2週間で、いい予感。(大正製薬)
・売れる!コピーの型 その3
新しい使い方を提案する
<お手本コピー>母だけで楽しむ「母の日」を、予約します。(ANA)
・売れる!コピーの型 その4
迂回して間接的にアプローチする
<お手本コピー>あなたの彼は、セクシーですか?(ワコール)
この本では、39の型それぞれに1章を割いて、1つ1つ丁寧に解説されていますし、「実践ポイント」がまとめられていて、とても実用的です。「コピーアイデアに困ったときお手本にしたいコピー150連発!」や、「実例!コピー添削講座」を読むことによって、コピーづくりの手法を具体的に学ぶことができます。