上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか?

「上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか?」
松本順市/著
ナナ・コーポレート・コミュニケーション
1,260円

折角お金をかけて新入社員を採用しても育てることができずに大切な人材を流出してしまっているのだ。この本は人材流出を防ぐマネジメントノウハウなのです。
新入社員が入社してまもない辞めていってしまうのは、上司の指導の仕方が悪いからで指導の仕方ひとつで、新入社員の流出は防げるのです。
この本は、社員をワクワクさせる仕組みで、部下のヤル気を引き出してくれるのです。
内容は、部下がヤル気をなくす本当の理由とは。部下がどんどん成長する職場のつくり方とは。上司も部下もワクワクしながら働く仕組みとは。部下のワクワク感を裏切らない秘訣とは。部下が辞めないシンプルな方法とはなどです。
新入社員が入社して3年以内に退社していく現象を解決することは、企業にとって最重要課題なのです。
優秀な上司ばかりなら人材流出が防げるのですが、すべての管理職が人材を育てるセンスを持っているとは、限りません。優秀な管理職でもどんな点に優れているのか無自覚なことがほとんどだというのです。優秀な管理職が力を発揮しやすい、職場づくり必要だというのです。それによって新入社員の育成に務めてくれるというのです。
仕事の内容を充実させるためにワクワクする職場づくりが必要だというのです。ワクワクする職場づくりのためのポイントは、出し惜しみしない。目に見える数字にとらわれない。売上げアップの法則を周知する。つるし上げ会議から脱却する。目標には一丸となって取り組み、達成できたら仕組みにする。ダメなことは口にしない。処遇を保証する。年長者の経験を押しつけないといったことが大切なのです。仕事の上手なやり方は案外と些細なことが多いのです。成果の上がらない職場では、些細なことができずにいるのです。よい方法があっても、真似をされたら、立場が危うくなるといったことから人に教えようとしないというのです。他の社員とのノウハウ共有化を高く評価するといった基準を変えてやることが大切だというのです。
ワクワクする職場とは、社員が成長できる職場のことだというのです。ワクワクする職場づくりの8つの原則は、職場を作ってゆくことを目指しているのです。