勝間式「利益の方程式」

「勝間式『利益の方程式』」
勝間和代/著
東洋経済新報社
1,575円

粉もの屋の商売から学んで利益がみるみる増えていく黄金ルールを知りたくないですか。経営者だけが利益の生み出し方を考える時代ではなくなりつつあるのです。
利益というのは中間管理職や現場の社員まで見据えた仕事のやり方が要求される時代になってきているのです。
この本て勝間和代氏から、利益が画期的に増えていく黄金ルールを学んでみてはどうだろうか。本の内容は、なぜ、利益の概念が必要なのかとは。利益はどう計算するのかとは。利益を上げる方程式の解き方とは。どうやって顧客単価を上げるのかとは。どうやって顧客獲得コストを下げるのかとは。どうやって顧客原価を下げるのかとは。どうやって顧客数を伸ばすのかとは。明日からできる行動習慣とは。などです。
利益の算定のしかたは、限界利益率をもとにしたものが一般的だが、利益=売上高×限界利益率(1−変動比率)−固定費は、損益分岐点分析の計算が出てきますが、損益分岐点売上高=固定費÷(1−変動比率)損益分岐点売上高とは、その金額以上に売上が伸びれば、利益がプラスとなる、ギリギリの売上高のことです。逆に言うと、売上が損益分岐点売上高を下ると、損失が出てしまうのです。固定費と変動費の区別があいまいで、管理対象の費目が多すぎるので、長年の経験から、勝間式「万能利益の方程式」を使うのです。これさえわかっていれば、ビジネスでどこを変えれば利益が出せるかわかる画期的な方法なのです。この本は一冊10万円でも安いと思います。