一点集中力

「一点集中力」
伊藤真/著
サンマーク出版
1,365円

一点集中力というのは何かを成し遂げる人が持っている限界を突破する方法なのだというのです。
成功できるかどうかは、自分の夢をかなえられるかどうかで、生まれ持った能力によるものだというのではなく、環境でも学力でもないというのです。当然ですね。
一点集中力は、この本で司法試験界のカリスマ塾長といわれている著者の伊藤真氏が教えてくれるというのです。
内容は、一点集中力で、あらゆる限界を突破とは。仕事が劇的にうまくいくとは。勉強の成果を最大限に引き出すとは。一点集中力を鍛えるトレーニングとは。夢をかなえる一点集中力とは。などです。
著者の伊藤真氏は、大学4年の夏に司法試験で体験したことは、自信満々で迎えた2日目、論文を書き終え、余裕で答えを見直したら問題を読み間違えていたことに気づいたのです。そのとたんに右手は硬直して動かなくなってしまったというのです。
伊藤氏は、左手で固まった右手を机にたたきつけ、必死になってペンを持ったというのです。
試験官から「いいかげんにしないと、失格にしますよ」という言葉で、我に返るのだ。
絶対に落ちたと観念したがみごと合格した。
無我夢中のラストで火事場の馬鹿力を発揮したのだ。これが「一点集中力」だというのだ。
伊藤氏は弁護士資格を「伊藤塾」という法律家育成に専念するため、返上したのだ。
開塾は人生最大の危機の連続だったというのだ。「伊藤塾」は司法試験短期合格者の輩出数全国トップクラスという実績を持っているのです。
数々の困難を乗り越えてきた伊藤氏が幸福になるための手段として「一点集中力」が一番だというのです。
「一点集中力」はどのようなものか。「一点集中力」を身につけるためには、どうすればよいのか。「一点集中力」を仕事や勉強に応用するにはとうするのか。「一点集中力」を鍛えるトレーニング方法は。
その答えがこの1冊に。