1日1枚の企画で仕事が変わる

「1日1枚の企画で仕事が変わる」
臼井由妃/著
かんき出版
1,470円

たった1日1枚の企画書で夢が叶い年収が増えるという内容なのだ。
企画書を書くのが苦手という人がいるのだが、残念だけど年収は増えにくいのだが、安心して欲しい。なんと企画の立て方が分かると、仕事も人生もがどんどん上向いてくるというではないか。
この本は、企画の習慣の具体的に実践する方法だとか、企画のグセをつける物事の見方だとか考え方などヒントやノウハウが載っているのだ。内容は、思わぬアイデアが次々に浮かぶ人と浮かばない人の違いとは。目の前の「お金のなる木」にすぐ気づく人と気づかない人の違いとは。"利益"をもたらす企画を作れる人と壊す人の違いとは。通る企画が30分で書ける人と一日中頭を抱えている人の違いとは。「この人はデキる!」と思われる企画書の書き方などです。
企画用の頭を鍛えるには、企画を難しく考えないことが大切だというのだ。企画とは、皆がワクワクしドキドキさせるものだというのだ。仕事以外でも日常生活で人を楽しませたり、喜ばせたりする手順を考えて計画することだというのだ。
どうすれば、もっとおもしろくできるか。どうやって喜んでもらうかと、日常の中でイベント化してみるというのだ。
例えば、お風呂でできる、ダイエット体操を考える。入浴剤を7種類用意して、曜日ごとに香りを楽しむと考えるだけで立派な企画だというのだ。これなら誰でもできそうではないか。
仕事でも業務のひとつを企画化すると、ルーチンワークがルーチンではなくなるというのだ。例えば、交通費の精算もイベントにしてしまうというのだ。もっと効率のいい方法はないか。経理を喜ばせる書き方はないか。儲かる精算の仕方がないかなどのアイデアがどんどん湧いてくるのです。
工夫を日常生活にどんどん取り入れていくと、思考が柔かくなり、発想が次から次へと湧き出してくるというのだ。
企画力を磨いて自分の肩書きをつくるのだ。自分を成功に導くのは、自分自身であるべきだというのだ。会社の名刺以外にもう3枚用意して自分をプロデュースした名刺を持っているのだ。
例えば、広告関係の会社を失業した男は、趣味の食べ歩きを書いたメルマガが評判になり「メルマガコンサルタント」という肩書きを名乗っているというのだ。名乗った日から、メルマガコンサルタント業界の第一人者となったというのだ。なんと今はメルマガのプロデュースや事業化などで、忙しい日々を送っているというのだ。
人と話すのが苦手な営業マンが「しゃべらずにすむ営業」というスタイルを考案して、成功したというのだ。口ベタな営業マンの役に立つということで「小心者専門営業コンサルタント」という肩書きを名乗っているのだ。