大人の「説明力!」

「大人の『説明力!』」
開米瑞浩/著
青春出版社
1,050円(税込価格)

口ベタな人も説明上手になれる図解でわかりやすく「説明力」をつけることができるようになります。
口ベタで、コミュニケーションに自信がなく、複雑な内容の情報を説明することが苦手な方に朗報なのです。
口ベタでも説明が上手くなれるのです。この本は「説明力」のノウハウが平易に図解で誰でも身につけられるように書かれています。
内容は、手っ取り早く「定型パターン」を使ってみる。説明は「読み解き」「筋書き」「仕上げ」「図解」。実践「説明力!」大人の状況別トレーニング。説明が上手くなるための手っ取り早く即効性のある方法は定型パターンを活用することです。
5つの定型パターン。
1要求と脅し文句。2目的と課題と問題点。3目的と手段と目標。45W1Hとその派生形。5用途と機能とメカニズムです。
定型パターンだけでは限界がありますが、これらだけでもマスターすると、説明力がグンとアップします。定型パターンからステップアップし、説明のプロのレベルを目指すことができます。説明するという要素をボルト一本まで分解して、説明のプロセスを把握することができるようになります。
説明のプロセスは、「自分」がいて「相手」がいます。自分のことを把握しておくことは「自分がどんな成果を目指しているのかを、はっきりさせておく」という点が大切です。その上で相手について考え、説明したいテーマを練り上げ「筋書き」を組み立てることが、プロセスを把握することになります。
具体的な方法が第2部に紹介されています。「筋書き」を考えるための7つのツールというものがあります。
1ブレーンストーミング。2マインドマッピング。3SCAMPER。4ロジックツリー。5MECE。6AREA。7FABEです。このツールに「理由3分割の法則」を加えて理解できれば「筋書き」を作ることができます。
第3部では具体的な状況別のトレーニングを実行すれば「大人の説明力」が身につけることができるようになります。
説明力で会議に強くなって人を動かし考える力が身につくようになります。