松村寧雄／著
フォレスト出版
出版年月：2006年10月
1,365円（税込価格）
「９マス発想」で計画を！１週間で行動を管理するマンダラ手帳術の解説本です。
計画を立てても、思い通りに実行できないことはありますね。計画を立てること自体がおっくうになりますが、時間に支配されることなく、行動を中心に自己管理できるマンダラ手帳というツールを使って、夢をかなえる方法を教えてくれています。
例えば、マンダラ思考で「人生」と「ビジネス」の目標を立てる方法。マンダラ思考はあなたとの関わりから成り立っている。自己管理は時間管理ではなく行動管理なのです。計画を先に入れてしまうことの重要性について。行動が継続できる「３×３の９マス」の活用法。この世とあなたの心を具体化したマンダラ思考について。マンダラ思考が"ひらめき"と"アイデア"を生み出す方法。マンダラチャートで人生百年計画を立てる方法。私のマンダラビジネス手帳についてなど、目標を立ててもうまくいかない理由は、一点に向かって目標を立ててしまうからなのです。仕事での成功を目標で家庭やプライベートを追求すると仕事に身が入らなくなる。そんなことを繰り返すうちに、目標を立てても意味がないと思うような場合もあります。
目標はバランス良く考えることが大切なのです。人生にかかわるすべてに目標を立てて、少しずつ目標を実践していくことが大切なのです。このやり方が、「９マス発想」＝「マンダラ思考」なのです。マンダラ思考の基本は、中心の核を持つ３×３の９マスからなるマトリックスになっています。マンダラは、１２００年以上も前に、ブッダの弟子たちによって開発されたもので、悟りを得た境地を表したものなのです。マンダラ思考では、９つのマスを使用し人格、経済、学習、仕事、家庭、社会、健康、遊びという８つの項目を、周辺のマスに配置し中央に今年の目的・役割を置き、それぞれの項目に、目標を書き込んでいくのです。
バランスを取りながら計画を立てることで、実行しやすいことに気づきます。
最後は、実際にマンダラビジネス手帳を活用して、成功した人のエピソートが紹介されています参考になります。
マンダラ思考法は、トヨタ、ソニー、キヤノンなど日本企業が成功した秘訣を解き明かしたアメリカの書籍「Created in Japan」で、「日本の新しい発想法」として紹介されています。
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