売れた!売れた!「お客様の声」で売れました!

「売れた!売れた!『お客様の声』で売れました!」
秋武政道/著
大和出版
出版年月:2007年10月
1,575円(税込価格)

なんとお客様の声を集めたら売れるのだ。一枚の魔法のシートから始めるというのだ。商売がうまくいくためには、努力だけではどうにもならないこともあるというのだ。
売れないのは何が原因でなのか、悩んでいる人がも多いというではないか。
この本は、極貧会社といわれた干物屋の「じじや」の社長の秋武政道氏が、お客の声を集める一枚のシートで、奇跡の復活を遂げたというではないか。なんでも売れるようになったノウハウを公開しているというのだ。
例えばやらなきゃ損!お客の声にはいいことだらけだ。大切なのはクレームか?それとも褒め言葉」か?ズバリ、お客の声を集める究極の秘訣。ここがキモお客の声はこうして活かる。実践!お客の声に取り組んでみる。
なんと商売に行き詰っていた頃に有名なコンサルタントからのアドバイスを受けというのだ。それが広告に「お客の声」を載せることだったのだというのだ。最初は半信半疑だったのだが、やってみたら「お客の声用紙」を郵送する気が出なかったのだ。お客から何を書かれるのかわからないので、それが怖かったというのだ。1ヶ月も悩んで、ようやく動き始めたというではないか。そしてお客の声を目にすることになるのだが、お客が自分の商品を褒めてくれているのだ。届いたお客の声の感動は、言葉では言い表せないものだというのだ。送ってくれた「お客の声」を読みながら、著者は喜んだというではないか。
それからはどんどん「お客の声」が届くようになり、7年で、約7万通の「お客の声」が集まったというではないか。なんと売り上げも、1.2億円から、2億円へと1.6倍になり、成熟した衰退産業の会社としては上出来だというのだ。
お客の声を集めて、変化があったことは、商品が売れるようになったというのだ。次に、口コミが加速して紹介者が増えたというではないか。さらにブランド力がついて、干物屋の「じじや」の熱狂的なファンが増えたというのだ。
そうすると社員のモチベーションも上がって、取引先から信頼され、良い循環が出来たというではないか。
なんでもお客の声には「買う理由」が書かれているというではないか。お客の声によって商売の秘訣を教えてもらえるというのだ。
お客の声はコンサルタントを雇う以上の値打ちがあるのだというのだ。
後半はお客の声の具体的な活用の仕方が書かれているのだ。