一生お金に困らない人のシンプルな法則

「一生お金に困らない人のシンプルな法則」
マイケル・ルボーフ/著 牧野真/監訳
ダイヤモンド社
出版年月:2007年9月
1,575円(税込価格)

成功とは自分らしく生き方をすることなのですが、世の中にはお金持ちになれる人、お金持ちになれない人の両者がいるのですが、いったいどんな違いがあるのだと思いますか。
お金とゆとりの時間は、ただ一生懸命に働きさえすれば、手に入れることはできると思いますか。
実際にはどうすればお金持ちになることができるのか。
億万長者になる実践的な方法やそ人生を豊かに過ごすためのアドバイスです。
マイケル・ルボーフは、お金持ちへのステップを3つあげています。
ひとつは、あなたの可能性を見つけることです。
二つ目は、あなたの冨を築くためにすべきことをすることです。
三つ目は、自分の経済的な自由を喜び楽しむことです。
とてもシンプルなのでできないと感じた方は、安心してください。実践して頂けるようになっているのです。
最初に、お金と時間の洞察から始めます。現代社会では多くの人々は、お金があるが時間がなく、時間があるがお金がないというジレンマになっています。お金と時間の罠にはまっているのです。
住宅ローンの支払いのために、一日中自分の家を空けて仕事をしているのです。マサイ族の人が聞いたら大笑いするでしょう。
お金と時間の罠から抜け出すために、罠にはまってしまう理由を知らなければなりません。
自分の時間を切り売りすることで給料を増やすしかないと考える、サラリーマン思考をやめなければいけません。
サラリーマン思考は、お金を増やすためには時間を削らざるをえません。従業員という位置から勝者という位置へ移行しなくてはなりません。勝者はお金だけでなく、楽しむための時間も十分に持っているので真に裕福です。
勝者はお金のために働いたりしません。勝者はやらなければならないから仕事をするのではなく、やりたいからしているのです。これは第1章です。この内容だけでもお金持ちになるための実践的な内容が紹介されていますが、ほんの序の口に過ぎません。
第2章では、目標と行動計画を立てるための6つのヒントが書かれています。
リスク管理7つの手法、8つの貯蓄戦略、あなたをブランド化するための9つのアドバイス、13の時間戦略、7つの変化への対処法、5つの日々の指針など、着実にお金持ちへと仕立て上げてくれます。
第3章ではフォローしてくれています。せっかくお金持ちになっても、つまらないことに散財してしまっては、元の木阿弥です。