数学的思考法
◇芳沢光雄/著
◇講談社
◇出版年月:2005年4月
◇ISBN:4-06-149786-3
◇735円(税込価格)
数学に関する本というと、「私は、数学は学生の頃からどうも苦手だったから……」と、あまり積極的には読もうとしない人も多いのでは?一時は数学に関する数が減ってきていたそうですが、最近では数学は話題になったりして、書籍が棚に並ぶようになったそうです。この本では、数学で学ぶ考え方を思考力を鍛え、それを経済やビジネスだけでは身近な問題を一緒に考えるという内容です。に著書では、様々な例題から数学を使って論理力を働かせ、問題を掘り下げて考えていきます。様々な著書の中の章でふれられています。「学力低下」が叫ばれている中、日本の学生たちが学ぶ数学の内容が、どんどん易しくなってきているのだそうです。数学では、解き方を方を重視していて、その過程を考える時間をとった勉強方法なのだそうです。解き方では、実力がつかないと、著者は考えているようです。解き方がわからなかったり、公式を覚えてあてはめるだけのやり方だったら、いざというときに簡単に解き方を忘れてしまうのだそうです。数学からここまで想像力をめぐらして世の中の様々な問題に目を向ける機会は、なかなかないような気がします。数学に恨みがある方も、1冊で頭をやわらかくしながら、数学への誤解を解いてくださいね。数学的な論理的思考は、人を新しい世界へと案内してくれますよ。