ヤクザの実戦心理術SP

「ヤクザの実戦心理術SP」 

◇向谷匡史/著 
◇ベストセラーズ
◇500円(税込価格)

映画の中ではヤクザの世界を見ることができて、知っているつもりでも、実際に街中で彼らと何らかのかかわりをもったり、彼らが会社に訪ねてきたりしたら、怖いなと思います。ヤクザは怖いのでしょうか?この本では彼らが日頃から使っている心理テクニックを紹介しています。目次を紹介します。ウラ第7章  「違法が合法にすり替わる」実戦心理術第8章  「なぜか借りてしまう」恐るべし言葉の魔術第9章  「返したくなる」取り立てのパフォーマンス第10章 「絶妙のタイミングでドツボに追い込む」実戦心理術読めば読むほど巧妙なテクニックで、息を呑んでしまうほどです。車に乗っていることがステイタスというのも値打ちを上げるところも、……とうなずけました。移り変わり、法律も厳しくなってきて、いまや金貸し業者の仕事をしているソノ筋の人たちも、派手な取り立てはできなくなってきているそうです。取り立てについては、「金を返せ」と相手を威圧するのではなく、時には優しい言葉をかけて、相手を思いやっているところを見せると、借りた方は、例え数箇所から借金していたとしても、この人なら……と、心の中で頼りにしている人の期待に応えようとして、その人のところから返済をするのだそうです。窮地に立たされた人を、追い詰めることはしれませんが、それでは、返済までたどり着くことはできません。すが、その反面、最初からお金に関して窮地に陥っている人にお金を貸して、返してもらうのがリスキーな仕事のようです。という訳で、ヤクザで経験を積んだ人にとっては、いままでの経験が活かせる仕事のようです。ヤクザの心理に詳しい本は他にはないと思うので、読んでみてください。