売れるキャッチコピーがスラスラ書ける本

「売れるキャッチコピーがスラスラ書ける本」
酒井とし夫/著
日本能率協会マネジメントセンター
1,575円

誰に売るのか。セールスポイントはなんなのか。販売促進やマーケティングに関わっている方やネットショップやアフィリエイトをやっている方は、売れるキャッチコピーを旨く書く方法があれば知りたいのではないかと思います。
この本は、売れる文章のパターンを活用することで売れるキャッチコピーと広告全体を一人で作るノウハウが解説されています。
内容は、キャッチコピーの基本は人目を引くこと。すぐに使えるキャッチコピー作成パターン35点。効果的なリードコピー、ボティコピーの作り方などです。
テレビや新聞、電車の中やインターネットなどに広告はどこででも目に着きます。その中には何をいいたいのか伝わってこないダメな広告もあります。
そのひとつは、誰を相手にしているのかが明確でないからです。もうひとつは、セールスポイントが明確でないからです。つまり2つを明確にすることで、キャッチコピーを作るときの重要なポイントになるのです。
この本は、売り込みたい相手と商品の特徴をはっきりさせるための方法が解説されています。キャッチコピーを作る前に明確にしておくことで、的外れな広告を作ることがなくなります。明確になったキャッチコピーを考えてください。
キャッチコピーの目的は読み手の注意を引くことなんです。注意を引くことができるキャッチコピーを作るために、35パターンが役立つようになっています。キャッチコピー35パターンはブロックに分かれています。
注意を引き、興味をもたせる、安心感と信頼感をアピールする、購入に向かわせる、最初の一歩を踏み出してもらう、希少性とお得感を打ち出し、共感を得る。項目ごとに具体的なキャッチコピーの作り方が書かれているので、あまり考えずにできるます。
特定のあるターゲットに呼びかける方法や悩みが解消する方法。具体的な数字をあげる方法。落差を利用する方法なども、大手メーカーや有名デパートで実際に使われたキャッチコピーを例に解説され実戦的です。
悩み解消を訴える方法では、ファンデーション選びに困っている客に、ディノス通販カタログに書かれているキャッチコピーが挙げられています。
健康食品やダイエット、受験、介護など、人の悩みはさまざまですが悩みを解決する商品やサービスの広告では、困っている人や悩んでいる人に、キャッチコピーでダイレクトに呼びかけるのが効果的なのです。