「書く」マーケティング

「書く」マーケティング 

◇堀内伸浩/著  
◇明日香出版社 
◇出版年月:2004年7月 
◇ISBN:4-7569-0780-6 
◇1,470円(税込価格)

苦手意識を持っている人も、結構多いと思いますが、人も、練習すれば上手に書けるようになるそうです。この本では、著者が、数々のトライ&エラーを繰り返しながら、現場での「書く」マーケティングについて勉強したことを教えてくれます。目次を紹介します。第1章 お客様は話を聞いてくれない。 と思いませんか?第4章 う~、書けない。カッコよく書こうとしすぎていませんか?第5章 広告文はお客様へのラブレター。下手でも想いを伝えた    人が勝ちなんです。書くのが苦手だと思っている人は、「最初の1行が出てこない」と言いますが、1行が出てそこを飛ばして2行目から書いたら……と著者は提案しています。パソコンで原稿を書く人が多いし、最初の1行はあとで書いて挿入すればいいだけなんです。下手でもいいから、心をこめて書く……それが書くマーケティングのスタート地点かもしれません。ところに、「いま売れています」というキャッチコピーをつけると、売れるのだそうです。文章はテクニックだけではないとは思いますが、多少のテクニックと、本当に伝えたいという情熱が良い具合にブレンドされると、心を動かすものが書けるようになりそうです。文章を書くことは、不得意と決めつけてしまわないで、ほんの少しの時間でいいので、どんな文章を書くのか作戦を立てる時間をつくることが、「書く」マーケティング成功のヒケツのようです。